SEED IMPACT 20th anniversaryに参加しました![2]

目次

12.新刊②、爆誕



テッテレー! 無配 は 新刊 に 進化 した!

・文字数が増えた
・キュリアスという廃番になる紙で本を作っておきたかった
・B6サイズの本を制作してみたかった
同人誌表紙メーカーで表紙を作ってみたかった

という背景から、新刊②はB6サイズの本になりました。
同人誌表紙メーカー、ブラウザ上で文字入れが可能で、各背幅のデータがあり、更にR18マークも入れられる凄いツールです。
しかも無料。
対応サイズはA5とA6のみなのですが、A5で作ってB6サイズに変更すればいいかな~と何となく思っていました。
けれど、背幅の問題にぶつかりまして。
表紙と裏表紙の部分は縮小出来るような気がしたのですが、背表紙は合わせられる技術がないような気がしたんですよね……。
でもデザイナー様に依頼するほど予算が……。
てんぱる様は格安で表紙文字入れサービスもやっていらっしゃるからそれに依頼するか……と注意書きを読みこんだりしていたのですが。

気が付いたらcanvaで表紙データを作成していました。

本当、想定通りにはいかないものですね。
正気に戻ったのは粗方表紙の方向性が決まった時でした。
ま、まぁ表紙作成という経験値が得られるから結果オーライです。

canvaの有料プランに入って、有料素材をフル活用して、作成した表紙がこちらです。



「キュリアス」という特殊紙の特徴を生かしたくて、白地を意識した風になっています。
そして、表紙4の文字(Unofficial Fanbookの文)が思っていた位置とはずれました。
こちらも試し刷りをしていて、その時はぴったりになっていたのですが、どうしてずれたのかまだ解明されていません。(していないとも言う……)

こちら、canvaは300dpiなので、清水様のブログ情報を頼りに、二倍の大きさで作ってPDF出力し、Adobe acrobat に課金してデータを縮小しました。
やはり課金したソフトは強いです。

印刷、当初はプリントキングさんにお願いしようとしていたのですが、注文直前に紙の種類が違うことに気が付きまして。

プリントキングさんで扱いのあるのは「キュリアスIRパール」。
私が使用したいのは「キュリアスIRホワイト」。
そこ確認ミスする? というようなケアレスミスですが、注文かける前だったのでセーフです。

慌てて「キュリアスIRホワイト」の扱いのある印刷所を調べ周りまして。
結局「トム出版」さんにお願いすることにしました。



冬コミ前の繁忙期だと思っていたのですが、イベント合わせではないからか、爆速納品でした。
「特急料金とか払ってないのに大丈夫なの……?」と思わず不安になるくらいでした。
どうにもトム出版さんはスピーディということで一部の方の御用達のようです(Twitter調べ)。

13.無配を作ろう!

もう文字数のミスはしないぞと強く決意して、新しく無配の準備を始めます。
無配って何文字まで……? と疑問に思いながらも、私の場合は1000文字くらいの小話を書きました。
Twitterで「無配 何文字」とかで検索したのですが、本当に自由みたいですね……?
コンビニコピーで本にしたりしている方もいらっしゃいました。
私は超絶不器用なので、人に渡すものはなるべく自分の手で作業することは避けたかったので、自力製本とかは厳しいなぁと思っていました。
(そのくせA型なので細かいところの出来が気になってしまうという難儀な性格をしています)
なので、一枚に収まる範囲のものにしました。
A5の段組み設定が出来ているので、版面データの作りやすさを考えてA5になりました。

データの作成は引き続きInDesignです。
古の同人ペーパーの世代なので、小話の裏にサークル情報や新刊情報、サイトの紹介なんかを載せることにします。

無配は今度こそプリントキングさんに! と思っていたのですが、直前(またもや注文する直前)でポプルスさんに変更しました。
何でかというと、再版するときのことを考慮したからです。
もしもイベントで完売した場合、サイトを訪れてくださっている方向けに必ず再版する、と決めていました。
イベント用の本は早割を駆使した料金で制作していますが、再販時に「早割で作りたいから」とお待たせするのはちがうよな……と。
印刷所を変えると、取り扱っている紙の種類が変わるので、遊び紙が変わってしまうけれど……。
どちらを取るか? と思って、再販時は印刷所を変更しようと決めました。

そして、再販を見越して、ポプルスさんの印刷品質を確認しておきたかったのです。

プリントキングさんのホームページに謝罪しつつ、ポプルスさんのホームページにて申し込みです。

見積、発注、入稿など、手続きが当然、各印刷所によって違います。
こういう細かい手続き、初めてだと思っている以上にエネルギーが必要です。
けれど、一度経験してしまえば、「あの印刷所は一度利用しているから」と、自分の中で少しだけハードルが下がります。

(このイベントの準備で、色んな経験値が溜まったので、今後に活かせるようにしたいです)

まぁここまで考えて置いて、結局完売しなかったのでそのまま通販に回せるようになったのですが。
いえ、想定しておくということが大切なのです。

無配は本当に無料なので、数は本よりも少し多めにしました。
サイトに載せると案内していても、実物が欲しい方もいらっしゃるでしょうし、余るくらいで丁度いいかなぁと思いました。
でも、印刷所に頼む以上お金がかかるので、どれくらいコストをかけるかも、用意する数に関しても好みだと思います。
(無配が余ると悲しいという意見も見ました)

コンビニで印刷するという手もありますし。

こちらも新刊②と同様、自宅に届けてもらって、当日直接自分で搬入します。

◆おまけのフォント情報


一番上のあいさつがJKゴシック
「開催おめでとうございます!」の小見出しが源暎ラテミン
本文のフォントはマメロンです。
ペーパーということで色々遊んでいます。
と言っても、canvaのテンプレートを少しいじった程度なので、同じテンプレート見つけた方は「これかー」と思ってください。

小説の方は、本と同じく「源暎こぶり明朝」です。

14.サークル設営の必須?アイテム、「あの布」


これ、調べてみたら「あの布」って名称らしいです。
不思議な名前しているなぁと思いましたが、世の中には不思議がいっぱいなので仕方ないですね。

あの布屋さんという、販売してくださっている方もいらっしゃいましたが、やはり予算が……予算で……。

サークルスペースに敷く〝あの布〟を〝便利な敷布〟にする!!

こちらの記事を参考にしつつ、布を買って自分で作ることにします。
(実は裁縫も趣味の一つだったりします。)
ちなみに手縫いです。

年末年始のお休みの間に一気に仕上げてしまいます。
小説も書きたいと思っていた正月休みですが、ほとんどこの布の制作に時間がとられてしまいました。
でもお休みの間に完成してよかったです。ポケットとか、お金が入れられるようになっていて、ポケット部分が取り外せたり、色々多機能ですが、使う人間の問題であまり機能を活かせなかったです。

15.お品書き・値札を作る


おうちで作る同人誌 | Canon

や、pixivなどでお品書き、値札の素材が見つかります。

私はお品書きも値札もcanvaで作りました。
参考にしたサイトは……Twitterです!
「お品書き pic」でいっぱいお手本が見れます!

◆お品書き
必要な情報は
 ・開催日
 ・イベント名
 ・サークルスペースNo
 ・サークル名
 ・新刊情報
 (・既刊情報)
 ・無配情報
 ・注意書きなど

です。
私は最初、イベント名を入れていなくて、かつお品書きにもサンプルのQRコードを載せていたりしたのですが、
結局QRコードを削ったりしました。(値札に付けたからいいかなぁと)

 ・開催日
 ・イベント名
 ・サークルスペースNo
 ・サークル名
何かは大きめに表示して、本の情報は表紙が場所を取るので、レイアウトが地味に難しかったです。

◆卓上ポスター
ポスターについても、
同人誌を手に取ってもらうために!小説サークルのポスターづくりガイド


同人イベントのポスターサイズの選び方【卓上/背面ポスター】

を参考にさせていただきました。
(どちらの記事にもBLカップリングの表記がありますのでご注意ください)

卓上ポスターのおすすめサイズと書かれていたA2に決め、ポスタースタンドもお勧めのものを載せてくれていたので、それを購入しました。

私はお品書きを卓上ポスターにすることに決めていたので、印刷はプリオさんにお願いしました。

プリオさん、canvaで作成したPDFの入稿が出来るよ! という記事があったのが決め手でした。

ポスターにするにあたって、お品書きとは微妙にデータを修正しています。
イベントの現地で掲載するものなので、
 ・開催日
 ・イベント名
を削って、
 ・スペースNo
 ・サークル名
をより大きめにしています。

こちらも自宅に配送して、当日手搬入です。
荷物が増えてきましたね……。


◆値札
【サイズ/書く内容/置き方】見やすい「値札」を徹底解説【同人イベント】

こちらを参考にしました。
(リンク先、BLの表記がありますのでご注意ください。)

値札にはあらすじやサンプルのQRコードを入れたかったので、値札としては大きいかもしれませんが、ポストカードサイズにしました。
……が! 100均で買ってきたスタンドがポストカード立てではなく、写真たてというポカをやらかしまして、結局写真Lサイズに修正しました。

16.部数、頒布価格について

これは難しい問題ですよね……。
結局、「自分の懐具合と相談」するのが一番だと思います。
後イベントで頒布するものなので、キリがいい数字なんかを意識しました。
そして赤字にならない数値……。本当に難しいです。
制作費、計算するとどうしても50円単位になってしまうんですよね……。
「ジャンルごとに相場がある」という情報もあり、「皆さんがお品書き出すまで価格決められないってこと!?」とも思ったのですが、結局お品書き出される少し前に決めてしまいました。
価格については本当に悩んでしまって、お知らせするのが直前になってしまって本当に申し訳ないです……。
しかもお品書きに「お釣りが出ないようにご協力をお願いします」という一文を入れていたという始末。

お釣りの準備もしたのですが、本当にどれくらい準備すればいいのかが予測がつかなくてですね……!
でも皆さんにご協力いただけてありがたかったです……!
本当にありがとうございます!

17.設営の準備


こまごまとしたものが多いですが、大体100均で揃います。
ダイソーさんに本当にお世話になりました。

◆お金関連
コインケース
コイントレー

◆値札関連
フォトカードスタンド
カードスタンド

◆設営関連
滑り止めシート
 敷布の下に敷きました。全然ずれなかったです。

◆サンプル本関連
イーゼル
 当初はクリアイーゼルにしようとしていたのですが、絶対普通のイーゼルの方がいいです。
 クリアは開いた状態で固定できなかったので、不安定で即撤去しました。
ブックカバー
A5カーブスタンド
 これイベント後に気が付いて購入しました。
 無配のペーパーはこれに展示すればよかったです……。

◆本の運搬用
クッションケース
 新刊②はこちらのクッションケース二つで手搬入しました。

◆そのほか
 ・マスキングテープ
 ・マーカーなどの太めのペン
 ・ガムテープ
 ・ハサミはこちらを愛用しています。
  開封作業用カッターにもなるので、荷物が少しだけ減ります!
  あと個人的にカッターが苦手なので……。
 ・消毒用アルコール

などなど。

◆サークル情報の掲示
私はイベント会場でよく迷子になるので、スペースには「スペース番号」を大きく掲示したいなぁと思ったので、敷布の前垂れ部分に、
 ・サークルNo
 ・サークル名
 ・取り扱いジャンル
をでかでかと載せました。




おなじみ、canvaで制作。A4サイズの紙に大きめの文字で情報を入れただけです。(フォントはお気に入りの「パール」です!)


◆その他の紙アイテム
私は手書きの文字があまり綺麗ではない(……)ので、canvaでA4サイズに色々敷き詰めたデータを用意しました。



 ・値札
 ・無配情報
 ・サンプル本の掲示
  サンプル本はクリアカバーを付けて、その上からマステで張り付けました。
 ・お会計案内
  コイントレーにマステで張り付けました。
 ・消毒液案内
  消毒液にマステ(以下略)
 ・離席案内
  カードスタンドに入れていたのですが、実際は使用せず。
 ・完売案内
  出番無しでしたが念のために。



 ・無配配布終了案内
  出番なしでしたが念のために。

A4の紙に色々敷き詰めて、コンビニで印刷し、細かく切り分けて、貼り付けられるものは張り付けて、残りはクリアファイルに入れて持っていきました。
こちらは見やすさ第一で、あんまり凝ったものにはしていません。

そろそろお分かり頂けると思いますが、かなり心配性です。

18.サイトでイベント本専用ページを作った

自分のサイトに本用のページを作成して、Web版のあとがきページも作りました。
制作中のあれこれや、裏話などを掲載しています。
需要あるのかな~とも思ったのですが、やりたいからやりました。
メインは本の内容を名前変換して読めることです。
やっぱり〝夢小説〟を謳っている以上、どうしても名前変換したかったのです。

購入者特典なので、本の奥付にパスワードを記載して、認証形式にしました。
パスワード入力フォームは元々作っていたものがあったのですが、
本の奥付に掲載されているパスワードを何回も見るのって手間ですよね……。
ということでcookieに保存するようにしました。
これが意外と手間取りましたが……どうにか形になっています。

自分で動作確認用にアップして、一度削除して、イベント前日に再びアップして開通させました。

19.通販の準

イベント後はなるべく早く通販を始めたかったので、こちらも同時進行です。
pixiv、色々と問題があったから避けたい方もいらっしゃるかなぁ、とも思うのですが、やはり利用者数が多いのでboothが手に取りやすいかな、と思いboothです。
匿名配送も出来るのは大きいですね。

マイキー様:BOOTHに同人誌を出品し、あんしんBOOTHパックで発送した

Lan様:限界女子大生が自分の本を通販してみた話

boothの設定方法についても解説記事があってありがたいです。

ダイソーでクリアポケット(テープ付、B5)を買って、水濡れ対策をして。
余った部分はマステで留めます。

封筒はお好みのものを!
匿名配送だと宛名を書く必要がないので、手書きの字があまり綺麗じゃない人間にはありがたいです。

【余談】

完ぺきに余談ですが、イベント参加するにあたって、声をかけやすい人間にならなくては……!と、見た目改造にも着手しています。

みんとーれ様の記事どれもお世話になりました。

水生様:アラサー女オタクの今更過ぎる限界コスメの一例

参考にさせていただきながら、自分という人間の準備も(自分なりに)一応したことをご報告します。
不届きがありましたら……土下座するしかありません。

20.そしてついに、イベント開催

準備期間は本当にやることが多くて、マラソンのようでした。
準備期間中はずっと、「一冊も出なかったら」とか、「誰も足を止めてくれなかったら」とか凄く不安でしたし……。
どの心得を読んでも、「前日は早く寝ろ」と書いてありますが、緊張で眠れる訳がないんですよね!
結局目覚ましの二時間前くらいに起きてしまいました。

ドキドキしながら身支度して、荷物の最終チェックをして、出発です!
コンビニで軽食と飲み物を購入して、電車で会場へ向かいます。
(この時のど飴を買い忘れ、のちに後悔することになります)

ちょっと電車で酔ったり、道に悩みながらも会場に到着しました!
入場を果たして、設営の準備です。

設営中はsee-sawのアルバムがBGMでした。

設営、思っていた以上にめちゃめちゃ時間がかかりました。
「あれどこに置いたっけ?」を十回くらいやりつつ、どうにかこうにか進めていきます。



ポスター、A2だと大きすぎた気がするので、次回参加することがあればA3でもいいかなぁと思いました。
(参考にしたサイト様はビックサイトでの大きなイベントを想定して書かれている可能性があるのでは、と後になって気が付きました。)


気が付いたら開始10分前とかでした。
お手洗いに行った帰りに一般入場の列を見て、「えっいっぱい並んでる!」と驚いたりしつつ。

イベント開始時に憧れだった拍手をして、「人がいっぱいだ~」なんて楽しく眺めていたところ。
人が、いらっしゃって、しかも「新刊ください」とおっしゃってくださったんです。
もう、この感動は言葉に表すことは出来ません。
色んな準備が必要で、大変だったけれど、「やってきてよかった」ととても思いました。
その後も色んな方にお手に取っていただき、本当に……文字に出来ないくらい嬉しかったです。
何度も「夢を見てるのでは?」と思いましたが、現実でした。
多分、つねられたりしても痛みを感じなかったと思います。
それぐらい嬉しかったです。

お手に取ってくださった皆様、ありがとうございます。
あなたが手に取ってくれたから、本を作りました。

寝不足+換気のために窓が全開で、足元から少し冷えが来ていまして、思っていた以上に体力の消耗があったりして、
少し早めに撤収しました。
アフターとかも憧れがありましたが、体力がもたない気がしたので真っすぐ帰宅しました。

21.イベントを終えて

boothにて通販しております!
ありがたいことに通販でもお手に取っていただけて、本当に嬉しいです。
ヤマトさんの営業所に向かって、あんなにうきうきしながら歩いたのは初めてでした。
もうお礼を言うことしか出来ないのですが、本当にありがとうございます。

記事にしてきた通り、七転八倒しながらの準備でした。
けれど、本にした話は「イベントに参加しよう」と決めなかったら生まれなかった物語なのに、書き終えてみれば節目になる話というか、「形に出来てよかったな」と思っています。

本当にありがとうございます。
サイトに訪問してくださるのも、お話にいいねをしていただけるのも、自分のお話についてメッセージをいただけるのも、本を作って頒布出来たのも、自分一人だけでは出来ないことです。

何だかお別れの挨拶みたいになってしまいましたが、まだ形になっていない物語の欠片が沢山あるので、少しずつでも形にして行きたいと思います。

これからも銀星をよろしくお願いします!
この長い記事を読んでいただいてありがとうございます!